ゴルフ会員権はメリットとデメリットを考慮して購入の可否を判断する

ゴルフ会員権のメリットは何と言っても発行したカントリークラブに入場したり、施設を優先的に利用できるところです。多くのカントリークラブではゴルフ会員権を保有している本会員と、それ以外の方が利用するビジター会員がありますが、土日祝日や行楽シーズンなど混雑している時には、本会員が優先的にコースをラウンドしたりレストランを予約できたりと快適に利用できます。ゴルフ会員権の購入価格には預託金が含まれており、プールされた資金でコースやクラブハウスなどの維持や修繕が行われますが、一定期間を経過すれば返還されるのもメリットです。また、ゴルフ会員権は投資案件としての側面もあり、募集された時には定価で購入し、やがてそのカントリークラブが人気となって相場が上昇すれば購入時よりも高額で売却して収益を得られるのもメリットです。

一方、デメリットと言えるのが決して安くはない価格で、人気のカントリークラブが発行した場合は初めから高騰しているケースもあります。また、預託金は必ずしも返還されるとは限らず、経営難やさらなる設備投資が必要とするなどを理由に申請しても断られることがあるのもデメリットです。弁護士などを通じて不服申し立てをすることも可能ですが、相応の時間と手間を要します。何よりゴルフ会員権はカントリークラブに足を運んで楽しむからこそ活かされるものですが、引っ越しや転勤などの可能性がある方は、通うのが難しい地域に移転することがあれば宝の持ち腐れになってしまうリスクがあるのもデメリットと言えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*